【悲報】パリ五輪 トライアスロン1日延期 セーヌ川の水質基準満たさず

2024-07-31

オリンピック 健康

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パリ五輪 トライアスロン1日延期 セーヌ川の水質基準満たさず

忙しい人向けのまとめ

パリオリンピックのトライアスロン男子競技は、セーヌ川の水質が基準を満たしていなかったため、7月30日から31日に延期されました。雨で水質が悪化した影響です。31日の競技も再度水質検査を実施してから判断されます。

記事詳細

パリオリンピックで30日に予定されていたトライアスロン男子について、大会組織委員会などは、競技会場となるパリ中心部を流れるセーヌ川の水質が基準を満たしていなかったため、競技を1日延期して31日に行うと発表しました。

延期の理由は、競技会場となるセーヌ川の水質が、当日実施した検査の結果、競技を開催できる基準を満たしていなかったためです。トライアスロン男子の競技は、もともと31日に予定されているトライアスロン女子に続いて行われる予定です。

トライアスロンの競技団体は「水質のレベルに改善が見られるものの、いくつかの地点ではいまも許容可能な値を超えている」とする声明を発表し、31日の競技開始前に改めて水質検査を行うとしています。

大会組織委員会は、4か所の測定地点のうち3か所から採取したサンプルで基準値を超える大腸菌が検出されたと説明しました。これは、26日と27日の雨によって水質が悪化した影響です。IOC(国際オリンピック委員会)も「選手の安全を中心に考えた判断だった」と述べました。

31日の競技については、当日朝の水質検査の結果を踏まえて開催の可否を判断します。現地では30日の夕方以降に再び雨の予報も出ており、31日にセーヌ川での競技が難しい場合には、8月2日が予備日とされています。この日も水質が改善しない場合、選手たちが泳ぐ「スイム」を取りやめ、「バイク」と「ラン」のみ行うとしています。

感想

この記事を読んで、パリオリンピックのトライアスロン競技の延期は選手の安全を最優先に考えた結果であることがよくわかりました。水質問題は自然環境に大きく影響されるため、選手や関係者の皆さんの心労も計り知れないものがあります。それでも、競技が無事に行われるよう最善を尽くしている姿勢には感服します。スポーツと環境問題の関連性を改めて考えさせられるニュースでした。

詳細は、NHKニュースをご覧ください。

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