【悲報】健康的な食事をしていても砂糖摂取で生物的老化を招く件

2024-08-04

健康 砂糖

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砂糖の摂取と生物学的老化の関係

忙しい人向けのまとめ

カリフォルニア大学の研究によると、砂糖の摂取量が多いと生物学的老化が早まることが判明しました。特に、健康的な食生活をしていても砂糖を多く摂ると老化が進みやすいとのことです。砂糖の摂取を減らすことが老化を遅らせる鍵となります。

砂糖の摂取が老化を早める?新しい研究結果が示す驚きの事実

健康的な食事が長生きにつながることは広く知られていますが、甘いお菓子や炭酸飲料をやめられない人も多いでしょう。新たにカリフォルニア大学の研究チームが、「他が健康的な食生活であっても砂糖の摂取量が多い人は生物学的老化が早い」という研究結果を発表しました。

この研究では、中年の白人および黒人女性342人を対象に、必須栄養素や砂糖の摂取量が生物学的老化にどう影響するかを調べました。DNAメチル化を利用した「Epigenetic clock(エピジェネティック・クロック)」を用いて生物学的年齢を測定し、3日間にわたる食事の記録を収集しました。

結果、地中海式ダイエットのような抗炎症食品や抗酸化食品が豊富な食生活は生物学的年齢の低下と強く関連していることがわかりました。一方で、砂糖の摂取量が多ければ多いほど生物学的老化が進むことも明らかになりました。FDAの推奨する砂糖摂取量は成人で1日あたり50g以下ですが、被験者の平均摂取量は61.5gでした。

研究の共著者であるバーバラ・ラライア教授は、「砂糖の摂取量を1日あたり10g減らすことで、エピジェネティック・クロックを2.4カ月巻き戻せる可能性がある」と述べ、重要な栄養素を多く含み砂糖の少ない食品に注目することが長寿につながる新しい方法かもしれないとコメントしています。

甘いものが好きな人にとっては厳しいニュースですが、少しでも砂糖の摂取を減らす努力をすることで、健康な老化を遅らせることができるかもしれません。

詳細は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校をご覧ください。

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